11月19日火曜日、カルロス・ペレ駐日パナマ大使は日本パナマ友好議員連盟顧問で公明党党首の山口那津男参議院議員を表敬訪問し、両国の興味分野について今後とも協力をしていく旨協議しました。
会合にてペレ大使は、打ち合わせ開催への感謝の意を表した上で、2019年11月18日がパナマ都市交通3番線にかかる入札公示が行われ、韓国の企業組合に決まったことを通達し、本案件はパナマだけでなく中南米カリブ諸国へも重要性の高いプロジェクトになる旨言及しました。
山口議員からは、ペレ大使の訪問を歓迎する旨を表し、パナマスポーツ選手による愛媛県今治市への訪問は、日本の地方都市とラテン文化を持つパナマの文化交流を促進すると称賛し、現在の良好な交友関係を今後とも強化していくよう話しました。
さらにペレ大使は別の機会に、前科学技術政策担当大臣であり、日本パナマ友好議員連盟事務局長の平井卓也衆議院議員へ表敬訪問をし、平井議員は今後の駐日パナマ大使館が開催する行事に参加する意を表し、さらに東京オリンピック2020に参加するパナマ代表選手に関する情報交換も行いました。会合の最後には、日本で発売される最新技術を駆使した同時通訳機器も紹介いただきました。
また、経済産業大臣でもあり日本パナマ友好議員連盟事務局でもある梶山弘志衆議院議員への表敬訪問で、ペレ大使は日本企業がパナマにもたらす重要性について言及した上で、多国籍企業本部としてだけでなく、商業、デジタル技術分野でも地域統括拠点を目指していること、さらにはパナマから日本への輸出量拡大に向けた動きが高まっていることに言及しました。
梶山大臣は、これまでに三度パナマを訪問されたこともあり、同国の地理的条件、陸路、航路事情、さらに有名なゲイシャコーヒーなど豊富な知識をお持ちであり、今後もパナマとの二国間協力を強化していく意を表しました。