2015年11月18日、日本記者クラブで行われた日本プロペラクラブの定例会にて、リッテル・ディアス駐日パナマ大使兼総領事は、パナマにおける海事ポリシーとパナマ運河の最新情報についてのプレゼンテーションを行いました。
海事ポリシーについては、パナマ海事庁が遂行中のサービスの現代化や刷新政策、また、手続きに係る時間や費用の削減を目指して新たに導入されたパナマ免状の新しい電子申請システムなどについて説明しました。
また、パナマ船舶の拘留件数の少なさが評価され、東京MOU、パリMOU、米国沿岸警備隊などの主なホワイトリストに掲載されている旨にも言及しました。
他方で、パナマ運河拡張についても触れ、今夏発見された新閘門のひびについては現在修繕中であること、そして今年末の拡張工事終了からの来年4月の拡張部運行開始が見込まれている旨を伝えました。
当プレゼンテーションには、海事、物流、貿易関連企業や機関から65名以上が聴講参加しました。