ルイス・ミゲル・インカピエパナマ共和国外務副大臣は来日最終日、「アメリカ大陸のハブ」としてのパナマを促進すべく、重要関係者への面会を実施しました。
まずインカピエ外務副大臣は、全日本空輸(株)代表取締役社長・篠辺修氏、全日本空輸(株)取締役執行役員・藤村修一氏、ANAホールディングス(株)上席執行役員 アジア戦略部長・芝田浩二氏と面会し、パナマー日本間におけるパナマ政府の強い関心を伝えました。
続いて、インカピエ外務副大臣は日本貿易振興機構(JETRO)・眞銅竜日郎理事へ表敬訪問をし、FOODEXを通じたパナマの食品輸入の促進や、パナマへの投資推進セミナーの東京開催など、同機構への協力に感謝を表しました。
また、パナマ都市交通3番線を含むパナマ政府の五カ年計画やパナマ運河拡張がもたらす運輸、サービス、エネルギーセクターにおける投資の機会について言及し、日本企業への参加を呼びかけました。
外務省との会合では、インカピエ外務副大臣は黄川田仁志外務大臣政務官とのバイ会談を実施し、2国間の様々な案件について協議しました。会合の中で外務副大臣は両政府間の良好な関係について言及し、バレラ大統領から安倍首相への運河拡張部開会式典への招待を伝達しました。
さらに会合では、両国が長年協議を重ねてきた査証廃止について触れ、インカピエ外務副大臣は黄川田外務大臣政務官へ当案件における近い解決を目指した協力を依頼しました。
ルイス・ミゲル・インカピエパナマ共和国外務副大臣の用務へは、リッテル・ディアス駐日パナマ大使兼総領事、アナルイサ・ブスタマンテパナマ外務省外交政策局局長、ロベルト・スニガ・ブリッドパナマ外務省儀典官局局長、ニコル・ウォンパナマ外務副大臣室長、 ダビッド・デ・レオン 駐日パナマ大使館経済参事官が同行しました。