2017年11月3日、駐日パナマ共和国大使館及び在東京パナマ共和国総領事館は、パナマの独立記念日114周年とパナマ船籍100周年を記念し、マリタイム・ゴルフトーナメントを開催しました。
当イベントには、日本の主要海運会社、外交団、日本外務省の代表、国会議員等のゴルフトーナメント参加者124人を含む、約200名が出席しました。
早朝よりゴルフトーナメント参加者の受付けが開始され、パナマコーヒーがプレーに向けて出発する参加者に振る舞われました。
ゴルフのプレー終了後、パナマ独立記念日の記念式典が行われ、日本とパナマの国歌静聴に続き、リッテル・ディアス駐日パナマ大使が開会の挨拶を述べました。その中でディアス大使は、パナマの経済成長、汚職との闘い、パナマ船籍の発展について言及しました。
続いて、外務省中南米局の中前隆博局長より日本政府の代表として祝辞が述べられました。その中で中前局長は、113年に渡る日本とパナマの良好な外交関係の中で達成された進展について強調されました。記念式典は、日本パナマ友好議員連盟より参加した江島潔参議院議員による、パナマ国民の健康と繁栄を祈念した乾杯の音頭で締めくくられました。
パナマ独立記念日記念式典の終了後、パナマ船籍100周年記念式典が続いて開催されました。イベント冒頭、レストランチェーン「すしざんまい」より寄贈された230 kgのマグロの解体ショーが、木村清社長と同社スタッフの皆様により披露されました。解体ショーの後、参加者は最高級の新鮮なマグロの握りを楽しみました。
その後、日本におけるラテン音楽のレジェンド、アントニオ古賀氏による生演奏、そして駐日パナマ大使館の民族舞踊グループによるパナマダンスショーが披露され、最後に、日本で活動しているミュージシャンによるパナマ音楽のライブを持って式典は終了しました。
今回のイベントは、ANAホールディングス株式会社、コパ航空、サンタマリア・ラグジュアリーコレクションホテル&ゴルフリゾート(パナマ)、ブエナベンチュラ・ゴルフ&ビーチリゾート(パナマ)、三菱倉庫株式会社、日立製作所、BMW株式会社、そして多くの主要なホテル、レストラン、スポーツ関連企業による後援により開催されました。
ゴルフトーナメント優勝者には、全日空株式会社及びコパ航空によるパナマ-東京往復ビジネスクラス航空券、並びに上記パナマの5つ星ホテルにおける宿泊5日間が贈呈されました。
イベント会場は、パナマの風景のポスターやバナーで飾られ、また、パナマの民族衣装ポジェラや、パナマの様々な文化のモチーフをあしらった着物も展示され、参加者はパナマの魅力や両国の文化の融合を楽しみました。イベント中は、パナマの観光やパナマ運河の紹介ビデオが放映された他、様々なパナマ料理が提供され、参加者たちは多様な面からパナマについての知識を深めました。
このパナマ・マリタイム・ゴルフトーナメントは、パナマの独立記念日を祝うと共に、パナマ船籍100周年記念を通じて、海事業界との関係強化を促す場となりました。