元世界ボクシングチャンピオンのイラリオ・サパタ氏がパナマ共和国大使館を訪問 « EMBASSY OF PANAMA IN JAPAN

元世界ボクシングチャンピオンのイラリオ・サパタ氏がパナマ共和国大使館を訪問

2015年2月6日元世界ボクシングチャンピオンのパナマ人、イラリオ・サパタ氏は日本のボクシングジム『El Condor Veloz Boxing Gym』とプロ指導者として契約したことを報告するため、ジムのプロモーター青田敬一氏と共にパナマ共和国大使館を訪問しました。

サパタ氏は1958年にパナマシティで生まれ、21歳の若さで10勝(うちKO勝ち5)、一敗のみという新記録を樹立しました。

彼は1980年3月24日、当時の世界ライトフライ級王者中島成雄氏に挑戦し、15回判定勝ちで王座を獲得しました。1982年7月20日には、 当時のWBC世界ライトフライ級王者友利 正氏との対戦で、15回判定勝ちで王座を取り戻しました。そして1985年10月5日、WBA世界フライ級王座決定戦でアロンソ・ゴンザレス氏と対戦し、15回判定勝ちで2階級制覇を果たしたのです。

サパタ氏の偉業の中でも、ライトフライ級とフライ級2つのタイトルで世界チャンピオンに輝いたことは特に際立っています。このことはパナマのみならず世界をも魅了し称賛を博しました。長いボクシング人生で彼は通算で43勝、KO勝ち14、引き分け1、10敗という結果を残しました。

サパタ氏は今後、El Condor Veloz Boxing Gymにおける指導を通して、パナマと日本のボクシングの発展、及び両国の文化・スポーツ関係の強化に貢献することでしょう。

右から)リッテルディアス駐日パナマ大使、元世界チャンピョンボクサーイラリオ・サパタ氏、El Condor Verez Boxing Gymのプロモーター岩田寿氏と青田敬一氏

右から)リッテルディアス駐日パナマ大使、元世界チャンピョンボクサーイラリオ・サパタ氏、El Condor Verez Boxing Gymのプロモーター岩田寿氏と青田敬一氏