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千葉大学との打ち合わせ

2016年9月30日、パナマ科学技術事務局(SENACYT)ビクトル・サンチェス・ウルティアビジネス・イノベーション長はリッテル・ディアス駐日パナマ大使同行のもと、パナマ大学−千葉大学、パナマ工科大学−千葉大学間で協定された交換留学プログラムについて意見交換をすべくミーティングを行ないました。

同打ち合わせには、千葉大学の高垣美智子副学長、植物工場研究会の山口利隆理事、同大学永瀬彩子准教授、またル・ナ准教授が同席しました。

ミーティング冒頭、高垣教授より2015年度に行なわれた交換留学プログラムに関し、6名のパナマ人学生が日本へ、また6名の日本人学生がパナマへ訪れ、計12名の学生が参加したこと、また上記パナマ人学生うち70日間のプログラムに参加した2名の学生の研究テーマについて報告がありました。

続いて、高垣教授は2016年度のパナマの大学との交換留学プログラムに係る計画について言及し、参加する学生人数、希望滞在期間、経済的援助、その他関連事項等具体的な内容についても説明をしました。さらに高垣教授は、パナマでの実習プログラムの一環として、植物多様性、アーバンガーデニング、その他パナマで行なわれている農業関連事業を扱う旨を報告しました。

一方、サンチェスビジネス・イノベーション長は、高垣教授への打ち合わせ実現に対する感謝の意を述べ、日本とパナマ間で行なわれる同交換留学プログラム推進のため、パナマ科学技術事務局として協力する意向を改めて表明しました。同時にサンチェス氏は、パナマ国内に環境保全型農業研究センターの設立について言及し、当案件への千葉大学の協力要請をしました。

ミーティングの最後に、サンチェス氏は高垣教授に、植物工場国際カンファレンスが2017年5月17日から19日にかけて開催されることを報告し、植物工場の先駆者であり植物工場研究会理事長の古在千葉大学名誉教授が同カンファレンスに出席する旨連絡を受けました。

左から山口教授、永瀬准教授、古在名誉教授、ディアス大使、サンチェス氏、高垣教授、ル准教授

左から山口教授、永瀬准教授、古在名誉教授、ディアス大使、サンチェス氏、高垣教授、ル准教授


ミーティングの様子

ミーティングの様子