2016年8月30日から9月1日にかけ、連立与党である公明党の山口那津男代表は、リッテル・ディアス駐日パナマ大使同行のもと、パナマ共和国へ公式訪問を行ないました。
同訪問スケジュールは、運河エリア内新ココリ閘門視察ツアーから始まり、さらにはミラフローレス閘門では、管理棟から閘門の一つを閉門する経験にも恵まれました。
また、山口代表は、ロベルト・ロイ運河担当大臣及びパナマメトロ代表取締役へ表敬訪問をしました。訪問の間、日本政府が資金協力をするパナマ都市交通3番線整備計画の進捗について説明を受けました。
ロイ運河担当大臣訪問後、山口代表は国会へと移動し、ルベン・デ・レオン国会議長へ表敬訪問をし、デ・レオン国会議長より駐パナマ日本大使へ、パナマ・日本友好議員連盟パナマ支部メンバーであるパナマ国会議員のリストを手交されました。これは政治及び立法に係る両国の関係強化を目的として設立されました。
国会訪問の後は、パナマ国会議員の招待による昼食会に参加しました。
続いて、ルイス・ミゲル・インカピエ外務副大臣を訪問し、両国間諸問題や関心事項などについて意見交換がなされました。そこでインカピエ外務副大臣は山口代表へ、経済協力開発機構(OECD)の基準に基づく、パナマの国際財務及び税の透明性への働きかけについて言及をしました。
最後に、山口代表はパナマ共和国フアン・カルロス・バレラ大統領への表敬訪問を行い、山口代表はバレラ大統領へ、安倍晋三首相からの手紙を手交しました。バレラ大統領は今回の訪問への感謝の意を表すと共に、両国間で取り決めがなされたパナマ首都圏都市交通3号線整備計画及び租税自動的情報交換における日本の協力に対し謝意を述べました。