2019年4月11日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、徳久剛史千葉大学長より同大学にて行われた式典にて、名誉博士号を授与されました。
式典にて徳久学長は、この名誉博士号授与は、同大学との学術協定締結推進へのディアス大使の尽力を讃えるものであると説明しました。
一方でディアス大使は、名誉ある称号授与に対し千葉大学に感謝の意を表すと同時に、学生にとって新しい道を切り開くきっかけとなる国際教育交流事業参画への意、さらには、これを通し国際理解と平和構築に今後とも積極的に貢献していく意を表明しました。
2015年、ディアス大使は千葉大学、パナマ国立大学、パナマ工科大学間で、二国間初めてとなる学術協定の締結を成功させました。それ以降、およそ24名のパナマ人学生および教授が植物工場に係る最新技術を学ぶべく受け入れが行われ、さらには、20名を超える日本人学生が、パナマ両大学の支援のもとパナマへ渡航しました。
現在駐日パナマ大使館は、千葉大学とパナマ科学技術局(SENACYT)間での学術協定を締結に関し、パナマ人による博士課程の研究が可能となるよう話を進めています。
さらに、京都外国語大学とサンタ・マリア・ラ・アンティグア大学間では、言語研究やアジア地域研究に関する学術協定を締結すべく話を進めています。