行事・計画
毎年、パナマ・スペシャルティ・コーヒー協会(英語の頭文字でSCAP)主催「ベスト・オフ・パナマ」が開催されますが、これは、パナマ・コーヒーの最も重要なイベントであり、国際オークションも行われます。欧州、日本などから招かれた鑑定士がパナマ・スペシャルティーコーヒー特選を選定し、そのロットがインターネット・オークションにて競売されます。2010年度、1 パウンド当たり130米ドルという驚くべき高値が付けられ、国際コーヒーオークションにおける新記録を打ち出しました。
アメリカ・スペシャルティ・コーヒー協会(英語の頭文字でSCAA)主催のコーヒー品評会にて、世界のベスト・コーヒーを選定しますが、パナマは毎年参加しており、4年連続で2つのカテゴリーにおいて見事優勝し、上位を獲得しています。
「コーヒー原産地統制名称システム」(Appellation System)いわゆるコーヒー産業に関する知的所有権に取り組み中です。本計画が完了すれば、本国の商工省にボルカン・カンデラとボケテ地域またはその準地域の認識を申請し、所有権擁護も可能となります。「コーヒー原産地統制名称システム」により、その地域または準地域産のコーヒーとして認められ、その原産地の人的要素、自然、気候などを含む環境から生まれる品質、特徴を定めます。