2015年3月13日、仙台にて第三回国連防災世界会議が始まり、13日午前に開催された米州地域の準備会合にパナマからミルトン・エンリケス内務大臣、ホセ・ドンデリスSINAPROC(パナマ内務省防災局)長官、ハイメ・ビジャルパナマ消防局長、リッテル・ディアス駐日パナマ大使、そしてパナマ防災技術者が参加しました。
パナマ代表団は米州地域準備会合への参加に加えて『世界の災害リスク管理課題に対する中米の姿勢』と題された、中米自然災害対策コーディネーションセンター主催の会合にも参加し、災害リスクの対策と軽減に関して中米統合機構(SICA)地域の見解を討議しました。
3月18日まで続くこの第三回国連防災世界会議では、5種の閣僚級ラウンドテーブルが開催され、『災害リスク管理:今後の課題』、『ポスト2015年防災枠組みをサポートする国際協力』『災害復興』『防災への公的投資戦略』といったテーマが話し合われます。
また、各国の首脳・閣僚が民間企業、地方自治体等の代表者と対話型会合を行い、『リスクを考慮した投資:官民パートナーシップ』『防災における女性リーダーシップ』『災害リスク管理:政府、コミュニティ、グループの連携行動』の3つのテーマに関して議論します。
2011年3月に発生した東日本大震災により深刻な被害を受けた被災地でこの会議が開催されることは、震災の経験を世界に発信するという点で非常に重要な意味を持ちます。