2015年7月15日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、東京外国語大学の立石博高学長への表敬訪問をしました。
まず、ディアス大使は立石学長へ表敬訪問の実現に謝意を述べると共に、パナマと日本の大学の関係を築き、両国の学術交流を強化することが外交目標の一つである旨を伝えました。
また、ディアス大使は立石学長にパナマ大学と千葉大学間で枠組協定を締結するにあたり行ってきた外交政策について言及し、同協定がパナマ人学生へ、植物工場という新しいテクノロジーの教育実現を視野に入れていることを伝えました。
さらには、東京外国語大学の学生を対象に、実践的経験を積むこと、大使館の日常業務を知ることを目的とし、パナマ大使館にて夏のインターンシップを実現する可能性についても言及しました。
一方、東京外国語大学学長は、同大学が主催する学生向けセミナーにスピーカーとして大使を招待しました。同時に、大使館インターンシップの提案に謝意を表し、スペイン語を学び国際分野に特化した学生にとって貴重な経験になるだろう、と述べました。
ディアス大使と東京外国語大学学長は、同大学とパナマの大学間において交換留学制度を視野に入れた枠組協定構築に向けて始動する意思を表明にし、さらにはインターンシップの詳細を決める会議を設ける旨を明確にしました。