フランス、パリで金融活動作業部会(FATF)の総会が開かれ、パナマのグレイリストからの除外が承認されました。
当会議では、パナマがマネーロンダリング、金融テロリズム、大量破壊兵器拡散の防止の行動計画において法・規則上の枠組みが確立されていると、FATFによって確認されました。
「この結果はパナマの官民部門が力を合わせ得た勝利であり、パナマの利益を保護するに必要なコンセンサスを得た。この新規制の採用と実施により、パナマはマネーロンダリングに対し最前線で戦っていくことだろう」とドゥルシディオ・デ・ラ・グアルディア パナマ経済財務大臣は強調しました。
2014年7月から、FATFと事前に合意した行動計画の19項目の実施をパナマは急速な進歩で成し遂げ、システムの監視制御を強化しました。
2015年10月に開かれた同機関の総会にて、FATFはパナマの当該行動計画における順守を評価し、2016年1月12日から14日に実施されたパナマにおける現場視察において右計画を承認しました。
パリで行われたFATFの総会には、ドゥルシディオ・デ・ラ・グアルディア経済財務大臣、エイダ・バレラ・デ・チンチージャ 経済財務次官、アレクシス・ベタンクール財務分析部主任、そしてパナマ銀行監督局よりリカルド・フェルナンデス氏などが出席しました。