2018年5月2日より、ホテルオークラにて「大使、大使夫人によるガーデニングin Okura」が開催されました。
本イベント開会式典には、高円宮妃殿下及び参加国大使、大使夫人が参加しました。 (本年参加国:パナマ、アメリカ合衆国、ドイツ、オーストラリア、イタリア、メキシコ、ブルガリア、モルドバ、ラトビア、チュニジア)
畑田紋奈パナマ大使夫人は、「パナマのかくれた魅力 -チリキ 高地を訪ねて-」というコンセプトのもと、パナマの山岳地帯の自然とゲイシャコーヒーが有名なボケテ地区のコーヒー農園を再現しました。
また世界の民芸品を扱うワールドマーケットでは、モラを始めとする民芸品や、世界最高と評されるパナマコーヒー(ジャンソン・コーヒー農園)などを販売しました。
イベント会期中は、山田尚美先生による、モラのワークショップも開催されました。山田先生は、モラの起源であるパナマの先住民グナ族の女性より7年にわたりモラの技術を習得し、東京近郊にてモラのレッスンを開催しています。当ワークショップでは、モラに関心を持つ20人の参加者たちが、山田先生の指導により、モラの刺繍を体験しました。
今回のイベントでは、チリキをイメージしたガーデニング、民芸品、モラ、そしてパナマ・ゲイシャコーヒーなど、パナマを代表する様々なエレメントを通じて、パナマの自然の美しさや文化的豊かさが来場者へ紹介されました。
今回が最終回となる本イベントですが、今年はおよそ12,000人の来場者が参加しました。