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パナマ新大使着任による駐日中南米カリブ諸国大使閣下への表敬訪問

Monday, November 18th, 2019

2019年11月5日より、カルロス・ペレ駐日パナマ大使は、駐日中南米カリブ諸国の大使閣下へ、それぞれ表敬訪問を行いました。

本表敬訪問は、ペレ大使の着任後初めての、近隣諸国の駐日大使閣下および臨時代理大使への挨拶の機会として行われました。各訪問では、意見交換、展望や、また中南米カリブ諸国間の国交関係について活発な議論がなされました。

特にペレ大使からは、パナマの現状、新政府としての目標、また現在政府が力を入れている輸出強化事業や、中南米カリブ地域におけるデジタルハブとしての役割を今後確立していく旨、言及しました。

今回、アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ハイチ、ホンジュラス、ジャマイカ、ニカラグア、ペルー、ウルグアイ等、計21カ国の大使閣下および臨時代理大使への表敬訪問を実施しました。

同表敬訪問は、今後のパナマと中南米カリブ諸国のさらなる良好関係の前進へ貢献しました。

日本パナマ友好議員連盟会長への表敬訪問

Friday, November 15th, 2019

11月14日木曜日、カルロス・ペレ駐日パナマ大使は、日本パナマ友好議員連盟会長の衛藤征士郎衆議院議員を訪問し、この度パナマ大使兼総領事に就任したことを報告するとともに、両国の興味分野について今後とも継続的協力をする意を表しました。

同訪問中、ペレ大使は衛藤議員の事務所での温かい受け入れについて、同時に、先月10月に開催された天皇陛下即位礼正殿の儀へ、パナマ大統領およびペレ大使に日本政府より招待をいただいたことについて、感謝の意を表しました。

さらに、2022年にパナマ市での開催が決定している中米カリブ競技大会へ出場するパナマ代表選手を、日本でトレーニング期間の受け入れを希望するところ、衛藤議員によるお力添えをいただきたい旨言及しました。

一方衛藤議員は、ペレ大使による訪問を歓迎する旨、そして両国の友好関係を維持、さらには強化するご意向を示されました。

ペレ大使、衛藤議員とともに

「五大陸着物コレクション」イベントへ参加

Tuesday, September 24th, 2019

2019年9月22日日曜日、五大陸着物コレクション実行委員会主催、一般社団法人イマジンワンワールド、観世能スタイル、たんす屋の共催のもと、「五大陸着物コレクション」イベントが東京・GINZA SIX内、観世能楽堂にて開催されました。

本イベント「五大陸着物コレクション」は、複数回のセッションにて、開催される文化交流イベントで、異なる大陸に位置する5 カ国が、国を代表するイメージが施された着物とともに各国の民族衣装の紹介や、観光プロモーションが行われました。

第一弾として、パナマとともに、アフガニスタン、コートジボワール、インドネシア、ウズベキスタン、中国、ネパール、パラグアイ、ロシア、サンマリノが参加しました。

着物ショーのセッションでは、畑田ディアス紋奈駐日パナマ大使夫人が、パナマ文化を代表するデザインが施された着物を紹介しました。会場ではポジェーラ、モントゥーノといった伝統衣装も紹介されました。別会場ではパナマを代表する民芸品展示ブースも設置されました。

駐日パナマ大使夫人 着物ショーの様子

各国の着物・民族衣装ショー参加者

左から:リッテル・ディアス駐日パナマ大使夫妻、民族衣装をまとったモデルと共に

パナマ民芸品展示ブースの様子

日本スペシャルティコーヒー協会の展示会へ参加

Tuesday, September 17th, 2019

9月11日から13日にかけ、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)の展示会が東京ビックサイトにて開催されました。

パナマ貿易産業省及び駐日パナマ大使館の協力により、チリキ州の高地に農園を所有する8のコーヒー農園主らが“パナマ・ゲイシャ”としてブースを出展し、世界に名の知れたゲイシャコーヒーの試飲などを行いました。

本展示会にはパナマ本国より、ゲイシャコーヒーを生産するエスメラルダ農園、エリダ農園、ジャンソン農園、Hi Uコーヒー、アブコーヒー、ロングボード・スペシャルティコーヒー、カリテア、カフェ・デ・パナマの代表者らが参加しました。

会期中9月12日には、パナマコーヒーセミナーを開催し、エリダ農園主ウィルフォード・ラマストゥス氏およびウィルフォード・ラマストゥス・ジュニア氏、エスメラルダ農園主ダニエル・ピーターソン氏、そしてHi Uコーヒー農園主グラシアーノ・クルス氏が、ゲイシャコーヒーが生まれた背景から始まり、パナマのコーヒー品質を保持するべく行われている最新のプロセス等について講演しました。

展示会全体の参加者は33,978人に達し、中でもパナマゲイシャのブースは大変好評で多くの参加者が訪れました。

開会セレモニーにてテープカットするディアス大使

パナマスペシャルティコーヒー協会の新しいロゴを起用したパナマゲイシャのブース

パナマゲイシャセミナーにて講演するディアス大使

パナマゲイシャセミナーにて講演するウィルフォード・ラマストゥス氏

パナマゲイシャセミナーにて講演するダニエル・ピーターソン氏

パナマゲイシャセミナーにて講演するグラシアーノ・クルス氏

パナマゲイシャセミナーにて講演するウィルフォード・ラマストゥスJr.氏

セミナー参加者の様子

パナマゲイシャブースの様子

ニュープロダクツコーナーの様子

NPO法人マドレボニータ代表らとの会合

Friday, August 16th, 2019

2019年8月15日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、特定非営利活動法人マドレボニータの創業者兼代表の吉岡マコ氏、事務局次長の太田智子氏を迎え会合を開きました。

同会合は、マドレボニータへの活動支援として個人的寄附を行なったディアス大使に対する謝意と、意見交換を目的として行われました。

特定非営利活動法人マドレボニータは1998年、産前産後、特に産後の精神的、身体的健康状態を改善する女性のためのプログラムを確立する目的で創設されました。さらには、産後の社会復帰に向けた支援も行なっています。

会合中ディアス大使は、パナマでは、母親が子育てをしながら労働を通して社会貢献をすることはよくあることであり、それは家族による支援、充実した保育施設、その他の社会保障があってこそだと話しました。

一方、吉岡代表は、仕事へ復帰できる状態を確保し、プロとしてスキルを磨いていくことを視野に入れた、産後ケアの重要性に言及しました。

日本の社会では長年の間、男性が仕事で稼ぎ、女性が子育てをするという形態が根付いていました。しかしながら、日本の社会経済の発展に伴って、母親として仕事に従事しスキルを高めていく女性の数が増えているという背景があります。

最後に、ディアス大使は、人類社会発展に欠かす事のできない女性に対する、同組織への支援を継続する意向を示しました。

(左から)太田智子事務局次長、ディアス大使、吉岡マコ代表、コンスタンティーノ書記官

駐日パナマ大使 2020日本バリアフリープロジェクト代表らと会合

Wednesday, July 24th, 2019

7月23日火曜日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、2020東京バリアフリープロジェクト代表ら、及び同プロジェクトに参加する障害を持つ子供を大使館へ迎え会合の場を持ちました。

同プロジェクトは、障害を持つ子供たちが、2020パラリンピック東京大会開催までに駐日154の大使館を訪れ、それぞれが持つ障害について知ってもらい、さらには必要に応じて社会全体からの協力を促すための意識付けをする目的があります。

会合の中でディアス大使は、パナマでは公共施設でのスロープ、優先駐車場、障害者用トイレ等の設置義務が法律で定められているといった、発展した障害者支援内容について説明しました。

同様に、パナマには障害者支援庁が設置されており、障害を持った市民の社会参加促進のための政策決定を行っていることにも言及しました。

一方、会合に参加した障害を持つ子供の親御さんからは、幼少期に発症したレット症候群についてのプレゼンがありました。プレゼンの中で、レット症候群とは体の動きや会話能力に影響する、神経系の発達障害であると説明がありました。

同会合は最後に、この日本バリアフリープロジェクトの重要性、またプロジェクトを支援する在日大使館への感謝の意、そして日本だけでなく世界中で協力を必要とする方々への有益な活動であることなどを述べた、菅義偉官房長官のビデオメッセージで終了しました。

駐日パナマ大使「北太平洋漁業委員会 第5回年次会合」へ参加

Friday, July 19th, 2019

去る7月16日から18日まで、「北太平洋漁業委員会(以下NPFC)第5回年次会合」が東京にて行われ、パナマを代表しリッテル・ディアス駐日大使が参加しました。同会合への参加は、NPFCにおける非加盟協力国としてのパナマの地位の承認を受けるためです。

会合中、ディアス大使はNPFC加盟諸国に対し、協力国としての申請受理に対し感謝の意を表すとともに、パナマは、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)及び地域漁業管理機関(RFMO)においてもすでに協力国として参画している旨を報告しました。

さらに、米州熱帯まぐろ類委員会(IATTC)、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)の加盟国でもあることから、持続可能な海洋種管理及び対話に係る我が国の国際協力の実績とその経験についても言及しました。

そして、パナマ便宜置籍船うち、北太平洋で漁業を行う船籍は現在計43あるとし、パナマ水産資源局より同漁業船に対する定期的なモニタリングを継続的に実施していることを説明しました。そのような立場からも、関連分野に関する国際対話や監視の規則遵守を遂行することを約諾しました。

NPFC加盟諸国は、パナマの海洋生物に関する対話、持続可能な取り組みについて賛同し、協力国として承認しました。

NPFCは、米国、カナダ、日本、韓国、中国、ロシア、台湾、バヌアツにより構成されています。