2020年8月9日水曜日、カルロス・ペレ駐日パナマ大使は、エリザベス・へウルテマッテ大使夫人と共に、長崎市で行われた被爆75周年平和式典に出席しました。
式典では、田上富久長崎市長が今年の平和宣言を読み上げ、核兵器から解放された平和な世界を実現するために、核兵器禁止条約への参加世界に呼びかけました。
今年は新型コロナウイルスの影響で縮小され、参列者も限定されました。
2020年7月13日月曜日、カルロス・ペレ駐日パナマ大使は、パナマ市の姉妹都市である今治市菅良二市長とオンライン会議を開催し、新型コロナウイルス感染拡大に瀕するパナマの現状及び日本で開催されるオリンピック・パラリンピックでの協力内容、その他関連するテーマについて議論しました。
会議冒頭ペレ大使は、同市からパナマへの1,000枚の布製マスクの寄付に対し感謝の意を表しました。このマスクは、その高品質のタオルで知られる同市でつくられた洗えるマスクで、市のご厚意により我が国へ寄付されました。
菅市長は1月のパナマ出張の際、会議調整等協力をした大使に御礼を伝えました。出張中はパナマ五輪委員会や、東京五輪への出場候補者らとの重要な会議を行ったことなど報告がありました。
会議は、2021年のオリンピック・パラリンピック大会の東京での開催に向け気持ちを一つに協力していくことを確認し、終了しました。
2020年7月9日木曜日と10日金曜日、カルロス・ペレ駐日パナマ大使は、日本へのパナマ知名度向上、また日本のローカルフードを知ることを目的とし、TOKYO MX主催のテレビ番組「明日どこDX」の取材を受けました。同番組は外国人を通して日本を再発見するというコンセプトで、在日大使を多く取材しています。
最初のセッションはオンライントラベル。ペレ大使は京都府舞鶴市の紹介を受け、ローカルフードを代表する海軍カレーなどを実際に食し、その文化に触れました。
2日目のインタビューにて、ペレ大使はパナマの文化、観光資源、経済など基本的な説明を行い、パナマの味であるチキンライス、ビーツ入りポテトサラダ、バナナの甘露煮、コーヒープリンをふるまいました。
その後、東京駅横のKITTE内にあるサザコーヒーを訪ね、世界一崇高なコーヒーと言われるパナマゲイシャを体験してもらいました。サザコーヒーはスペシャルティコーヒーのオークション、2019年のベストオブパナマにてゲイシャを最高値である1ポンド1,029ドルで落札したことで知られています。
締めくくりは大使のお気に入り日本食紹介コーナーにて、港区にある山半を訪れ、日本を代表する小麦粉麺料理、うどんを紹介し、取材を終えました。
同番組は7月27日、8月17、24、31日の4回に分けて放送される予定です。