パナマ外務省国際協力担当副大臣は、パナマ政府の掲げる国際協力プログラム「Panama Coopera」及び「パナマ国家計画2030」の枠組みで発足した「パナマ国際学生交流奨学金2018」の第二期生の募集を開始しました。
この交換留学奨学金プログラムは、学生交流の促進を目的とし、対象国の大学生へ賞与されます。奨学生は、当該プログラムが適用される以下の大学機関へ1年間の交換留学が可能です。
募集要項などの詳細は以下資料をご覧ください。*スペイン語(オリジナル)
日本語(非公式訳)
2018年5月2日より、ホテルオークラにて「大使、大使夫人によるガーデニングin Okura」が開催されました。
本イベント開会式典には、高円宮妃殿下及び参加国大使、大使夫人が参加しました。 (本年参加国:パナマ、アメリカ合衆国、ドイツ、オーストラリア、イタリア、メキシコ、ブルガリア、モルドバ、ラトビア、チュニジア)
畑田紋奈パナマ大使夫人は、「パナマのかくれた魅力 -チリキ 高地を訪ねて-」というコンセプトのもと、パナマの山岳地帯の自然とゲイシャコーヒーが有名なボケテ地区のコーヒー農園を再現しました。
また世界の民芸品を扱うワールドマーケットでは、モラを始めとする民芸品や、世界最高と評されるパナマコーヒー(ジャンソン・コーヒー農園)などを販売しました。
イベント会期中は、山田尚美先生による、モラのワークショップも開催されました。山田先生は、モラの起源であるパナマの先住民グナ族の女性より7年にわたりモラの技術を習得し、東京近郊にてモラのレッスンを開催しています。当ワークショップでは、モラに関心を持つ20人の参加者たちが、山田先生の指導により、モラの刺繍を体験しました。
今回のイベントでは、チリキをイメージしたガーデニング、民芸品、モラ、そしてパナマ・ゲイシャコーヒーなど、パナマを代表する様々なエレメントを通じて、パナマの自然の美しさや文化的豊かさが来場者へ紹介されました。
今回が最終回となる本イベントですが、今年はおよそ12,000人の来場者が参加しました。
2018年4月10日、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使は、来年1月22日から27日にかけてパナマ市で開催される、世界青年の日2019(WYD2019)を祝し、大使公邸にてフレンドリーカクテル及び説明会を行いました。
まずはじめにディアス大使は始めの挨拶として、本カクテルへの参加者に対する感謝の意を表すとともに、WYD 2019、そしてパナマ政府によるキャンペーンの重要性について言及し、さらにWYD2019はローマ教皇が直接の指揮をとり開催される行事であることを説明しました。
続けて、ディアス大使はWYD2019の概要についてプレゼンテーションを行い、イベントの背景、メインテーマ、公式ロゴの意味合い、WYD2019開催中のアクティビティ、巡礼者としての参加方法等を説明しました。
ディアス大使によるプレゼンの後に、菊地 功東京大司教により、WYD2019の成功、ローマ教皇そして参加者全員の健康を祈り、外務省中前隆博中南米局長、ホルヘ・バラカット パナマ海事庁長官、ディアス大使の同席の元、乾杯が執り行われました。
同カクテルには、中米統合機構(SICA)各国の大使閣下、外交官、そして上智大学佐久間理事長、聖イグナチオ教会のシスター、さらにWYD2019に参加希望をする若者も参加しました。
カクテル中、参加者はWYD2019に関するビデオを鑑賞し、パナマ料理を味わうことができました。
2018年2月16日から23日、駐日パナマ共和国大使館は、東京ドームで開催された世界らん展日本大賞2018に参加をしました。
イベントの中で、畑田紋奈パナマ大使夫人は「植物学者の書斎」というコンセプトでパナマのスタンドをデザインし、パナマの様々な蘭でブースを彩りました。
世界らん展日本大賞は、世界最大の蘭の年間展示イベントで、世界中から集められたおよそ10万種の蘭が展示されます。28回目を迎える今年は21の国及び地域から参加者が集まりました。
今回のイベントには高円宮妃殿下も参加し、大使夫人とパナマの蘭の種類についてお話されました。
2018年2月1日、駐日パナマ大使館及び在神戸パナマ総領事館の協力のもとパナマ市役所は、パナマ-今治姉妹都市協定40周周年記念を開催しました。
イベント冒頭、パナマ市の小学生らによるイラストのワークショップが行われました。国を越えた友情と海をテーマにして描かれた生徒たちの作品は、第23回今治・小・中学性タオルデザイン展に展示されます。ワークショップでは、ホセ・イサベル・ブランドン・フィゲロア・パナマ市長及び越智博今治副市長が、今後も両都市の友情を深めて行きたいと述べました。
ワークショップに続き、越智副市長は今治市のプレゼンテーションを行い、2020年東京オリンピックの事前トレーニングキャンプ地として、パナマのチームを同市へ招致したい旨を表明しました。
続いて、パナマ-今治姉妹都市協定40周周年記念イベントが開催されました。その中で両市役所は、歴史的な友情を記念してギフト交換を行いました。ブランドン市長はスピーチの中で、両都市の友情を讃えました。また、越智副市長は、健康上の理由で出席できなかった菅良二今治市長に代わり、今までの絆を更に深め、両都市間の更なる発展へと繋げて行きたい、と述べました。
記念式典には、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使館、遠藤善久在パナマ日本 大使、ラファエル・アパリシオ在神戸パナマ総領事館、ホルヘ・キハーノ・パナマ運河庁長官、そしてマヌエル・グリマルド・コロン・フリーゾーン総支配人が出席しました。
2018年1月31日から2月2日、パナマ-今治市姉妹都市協定40周年記念に際し、パナマの運輸及び海事インフラ見学のため、今治市より視察団がパナマを訪問しました。
視察団は越智博副市長に率いられ(菅良二市長が病欠のため)、今治市議議長や主要な船舶企業の重役などによって構成されました。パナマ訪問中、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使及びラファエル・アパリシオ在神戸パナマ総領事が、一行に同行しました。
視察団はまず、パナマ運河のココリ及びミラフローレス並びにアグア・クララ閘門を訪れ、拡張後の運河やネオパナマックス船の航行を観察しました。ミラフローレス閘門では、パナマ運河庁ホルヘ・キハーノ長官招待の昼食会合に参加し、運河通行料や、パナマ運河が展開する運河以外のビジネスについて意見交換を行いました。
続いて一行は、パナマ海事庁への表敬訪問を行い、在東京及び神戸パナマ総領事館主催の夕食会へ参加しました。夕食会には海事庁よりホルヘ・バラカット長官及び庁員が参加し、パナマ船籍がもたらすメリットなどについて視察団員と意見交換を行いました。また夕食の間、一行はパナマの伝統民謡の催し物を楽しみました。
翌日、視察団は大西洋側の免税特区コロン・フリー・ゾーンを訪問しました。ここでは、マヌエル・グリマルド総支配人より同特区のインセンティブや、パナマ立地を活かしたロジスティクスサービスについてのプレゼンテーションを聴講しました。
また一行は、同特区に進出している日系企業Koyo Latin America S.A.,を訪問し、コロン免税特区を通過し、中南米地域へ流通する商品の輸入や再輸出に係る運輸及び倉庫業での利便性について意見交換を行いました。更に、一行はパナマ・ポートカンパニーの招待によるバルボア港への視察も行い、港湾インフラやコンテナー関連業務などを観察しました。
この今治視察団には、たくさんの主要な船舶企業の重役が参加し、日本においてパナマ船籍やパナマの運輸業における重要性を促進する大切な機会となりました。
2018年3月1日、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使は、新しいパナマコーヒーブランドである「パナマ・千葉コーヒー」販売開始記念式典に参加しました。パナマ・千葉コーヒーは、株式会社サザコーヒーと国立大学法人千葉大学の協力により完成した商品です。
パナマ・千葉コーヒーは、千葉大学内を始め、サザコーヒーのホームページでも販売される新商品です。
式典のはじめに、千葉大学徳久剛史学長は開会の挨拶の中で、本コーヒー販売プロジェクトが、同大学とパナマ共和国の友好関係のアイコンであることに言及し、さらに、式典にも参加された株式会社サザコーヒー鈴木誉志男代表取締役会長へ、本プロジェクトへの尽力に対し、感謝の意を述べました。
次に、ディアス大使は挨拶のはじめに、千葉大学が主催する同式典への招待を受けたこと、同時に、パナマ大学−千葉大学、パナマ工科大学−千葉大学間で行われている学術交換留学事業への継続的協力に対し感謝の意を表しました。この事業は環境保全型の生産システムで行う農業「植物工場」の分野における学生や研究生の育成を目的としたものです。
本式典中、パナマ・千葉コーヒーのパッケージデザインについての説明が行われ、パナマの代表色である赤と青を用い、パナマの概要説明、及び千葉大学とパナマの関係性について記載された旨、紹介がありました。