2016年11月30日、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使兼総領事とアルセニオ・ドミンゲスIMO（国際海事機関）パナマ大使兼IMO海洋環境保護委員会理事は、パナマ船籍登録の最新情報に関するセミナーを、日本船主協会にて行いました。

ディアス大使は開会の辞の中で、パナマ船籍を利用していることに対して日本の船舶企業へお礼を表しました。またパナマ船籍登録は適切な料金価格設定やパナマの管轄区域における良質なサービスを提供するのみだけではなく、国際海事機関の定める規律や役割と均衡維持にも取り組んでいると述べました。

続いて、日本船主協会解撤幹事会幹事長の友田圭司氏より、バラスト水管理条約とシップリサイクル条約を批准したパナマ政府に対し感謝表明がされました。これは、他の国々における船舶バラスト水及び沈殿物の管理及び管理のための国際条約及び2009年の船舶の安全かつ環境上適正な再生利用のための香港国際条約を促すことになります。

ドミンゲス大使からは、右の2件の条約に関し、パナマは海洋環境保護及び基準に満たない船の解撤並びにそれらのリサイクルを目的として、右条約を本年9月と10月にそれぞれ批准したと報告しました。

セミナーでは、サムエル・ゲバラSEGUMAR東京チーフによるセグマルの証書・書類の申請のオンライン化、また日本海事協会による同協会の証書電子化の取り組みについてのプレゼンテーションも行われました。

セミナーには、関連企業や機関から100名を超える参加者が集まりました。

セミナー終了後は、ディアス大使やドミンゲス大使、そしてパナマ総領事館職員との意見交換を目的としたネットワーキングカクテルが開催され、日本における海事セクター関係者とパナマ船籍との関係の強化に努めました。

2016年12月5日、駐日パナマ大使館は、ロイヤルパークホテルにて開催された「いけばなインターナショナルフェア2016」に参加しました。

同イベントは、いけばなインターナショナル東京支部が毎年12月に開催している慈善行事で、様々な各国大使館によるバザーやステージショーが行なわれております。今年はパナマの他、ペルー、コロンビア、ニカラグア、メキシコなどを含む25か国が参加しました。

パナマ大使館は、モラ、チャキーラなどの民芸品を展示した他、チキンポテトパイ、ママジェナと呼ばれるデザート、パイナップルパイなどのパナマ料理を提供し、パナマの様々な文化促進に努めました。

左から、畑田紋奈大使夫人、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使

参加国大使夫人

2016年10月17日、パナマ大使館はクラブツーリズム株式会社との共催で、クラブツーリズムのお客様30人へ、パナマの観光促進を目的としたイベントを行いました。

イベントはリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使の公邸で行われました。ディアス大使は開会の辞の中で、パナマ文化を日本の方々に伝える機会を設けて下さったクラブツーリズムに対し感謝を述べました。

続いて、ディアス大使は、パナマについてのプレゼンテーションを行い、パナマの観光、文化、そしてパナマ運河拡張について説明しました。また、パナマと日本の2国関係においては、今年4月のフアン・カルロス・バレラ・ロドリゲス大統領の来日中に署名が実現したパナマ都市交通3番線建設の円借款供与について言及し、両国間は強い関係を築いていると述べました。

参加者たちは、パナマの民芸品などの鑑賞を楽しんだ他、海老のセビーチェ、バナナのフライとソーセージのトマトソース煮込み、アボガドとトマトのサラダ、ビーツ入りポテトサラダ、鶏肉のトマトソース煮、グアンドゥー豆ご飯、などのパナマ料理、デザートのパナマ風パンプディングとラムパンチ、そしてパナマゲイシャコーヒーを堪能しました。

また、食事の後はミュージシャンによるパナマ音楽のライブを持って終了しました。

パナマのプレゼンテーションを行うリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使

プレゼンテーションを聴く参加者

パナマ人歌手、ロベルト・ザ・スペシャリストによるコンサート

集合写真

パナマ料理

パナマの民芸品

2016年10月24日、パナマ共和国大使館は、東京プリンスホテルで開催された日本・ラテンアメリカ婦人協会主催のフェスティバルラティノアメリカーノ2016チャリティーバザーに参加ました。

ラテンアメリカバサーは、ラテンアメリカの特産品や食べ物を販売し、収益を同地域の貧困に苦しむ子供たちへ募金することを目的として、毎年開催されているチャリティーイベントです。

パナマ大使館は、モラやチュンガ、チャキーラと呼ばれる伝統工芸品を販売し、来場者の多くが興味を示されました。また、チョップステーキを添えたコーンライス、ビーツ入りポテトサラダ、バナナのシロップ煮などの代表的な食事に加え、伝統的デザートのママジェナやラムパンチなどの飲み物を販売しました。

このバザーには常陸宮妃華子殿下も御臨席され、色鮮やかなモラをはじめとするパナマの工芸品をご紹介することができました。

左から、畑田紋奈大使夫人、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使

左から、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使、畑田紋奈大使夫人、アドリアナ・ヌニェス夫人、サムエル・ゲバラ Segumarオフィス東京チーフ、ダビッド・デ・レオン経済参事官

パナマの伝統的な舞踊

パナマ人歌手、ロベルト・ザ・スペシャリスト

パナマの民芸品

パナマの民芸品

パナマ料理

2016年10月23日、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使は、千葉アクアラインマラソン2016に参加し、21kmのハーフマラソンを2時間35分で完走しました。

このマラソンでは、東京から隣接する千葉県の木更津市を結ぶ東京湾アクアラインを走ります。マラソン開始前ディアス大使は、森田健作千葉県知事及び渡辺芳邦木更津市長を訪問しました。

ディアス大使のこの活動は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを見据えたもので、千葉県と当館とのスポーツ外交の強化に貢献しました。

左から、森田健作千葉県知事とリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使

左から、ディアス大使と渡辺芳邦木更津市長

東京湾アクアライン

2016年10月22日、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使と畑田紋奈大使夫人は、モラ研究家である宮崎ツヤ子先生のモラ作品展示会を訪問しました。

宮崎先生は、パナマ滞在中にモラの技術を習得し、東京で日本人を対象にモラ教室を開催するモラ研究家です。展示会では、研究のため訪れたグナ族特別居住区であるコマルカ・グナ・ヤラ島を訪れた時に入手したモラの刺繍入りブラウスや、チーチャと称されるグナ族の祭りをシンボルとしたモラの作品を紹介しました。

ディアス大使は、宮崎先生や生徒の方々の素晴らしい作品の数々を鑑賞しました。そして、モラ作りを通してパナマやグナ族の文化を日本に伝え広め、日本パナマ間の文化的交流をより深めてくださっている皆さんの活動に対し賞賛の辞を述べました。

左から宮崎ツヤ子先生とリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使

宮崎先生のモラの新刊を手にするディアス大使

11月29日、世界中から数千人のランナーが集結するパナマシティー国際マラソンがパナマシティーで行われます。

例年、エキスパートやアマチュアランナーの参加が、パナマシティーマラソンの成功に貢献してきました。

パナマ共和国政府は、このような大会開催のイニシアチブを支援しています。そのためすべてのランナーとスポーツクラブの参加を促し、同大会の場を共有したいと考えています。

興味のある方は、下記にアクセスして下さい。

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