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パナマ運河拡張記念写真展を開催

Tuesday, July 12th, 2016

2016年6月28日パナマ大使館は、パナマ運河拡張部開通に際し、この記念すべき歴史的出来事を当館へ日頃から協力をして下さっている方々と共有すべく、パナマ運河写真展を開催しました。

セルバンテス文化センターで行われたこの写真展には、パナマ運河が最初に開通した1904年から最近終了した拡張工事に至るまでのおよそ40枚の写真が展示されました。また、6月26日にパナマで行われた拡張部開通式典の最中に大西洋側アグア・クララ閘門を通航した最初の船舶の様子もビデオで放映されました。

写真展冒頭、セルバンテス文化センター館長のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ氏は開会の挨拶の中で、パナマ大使館と当センターがラテンアメリカの文化を広めるべく、良好な関係を築いていると述べました。

続いて、ダビッド・デ・レオン臨時代理大使は、パナマでの式典に参加したリッテル・ディアス駐日パナマ大使のメッセージを伝え、パナマ運河拡張が物流、エネルギー市場、港湾施設など様々なセクターにもたらすであろう影響について言及しました。

羽尾一郎国土交通省海事局長は、100年以上に渡る両国の外交関係について述べ、とりわけ1904年から1911年にかけてパナマ運河の掘削作業に携わった唯一の日本人・青山士について言及しました。

続いて黄川田仁志外務大臣政務官は、パナマと日本における良好な経済関係について触れ、今年4月のフアン・カルロス・バレラ・ロドリゲスパナマ大統領の来日の際、パナマ首都圏都市交通3号線整備計画のための円借款に係る書簡交換が行われたことを説明しました。

最後に赤枝恒雄衆議院議員より、拡張後の運河の更なる成功と繁栄を期待して乾杯の音頭がありました。

イベントには国会議員、各国駐日大使や外交官、企業関係者やメディア関係者を含む120人以上が参加し、パナマ風チキンライス、ビーツ入りポテトサラダ、エンパナーダ、ソーセージの煮込みやプリン、パナマラム酒などのパナマ料理を楽しみました。

開会の辞を述べるセルバンテス文化センター館長のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ氏

開会の辞を述べるセルバンテス文化センター館長のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ氏


駐日パナマ大使のメッセージを伝えるダビッド・デ・レオン臨時代理大使

駐日パナマ大使のメッセージを伝えるダビッド・デ・レオン臨時代理大使


羽尾一郎国土交通省海事局長

羽尾一郎国土交通省海事局長


黄川田仁志外務大臣政務官

黄川田仁志外務大臣政務官


赤枝恒雄衆議院議員

赤枝恒雄衆議院議員


乾杯の後で

乾杯の後で


拡張部最初の通航の様子を写したビデオ放映

拡張部最初の通航の様子を写したビデオ放映


参加者の様子

参加者の様子

パナマ文化イベント「パナマ・デー」

Thursday, July 7th, 2016

2016年6月26日、パナマ大使館は、パナマ日本友好協会との開催で、パナマの文化イベント「パナマ・デー」をJICA地球ひろばで催しました。

イベント冒頭、元在パナマ日本大使であった三沢真協会会長は開会の辞の中で、当イベント実現に係るパナマ大使館の協力に対する感謝の意を表明しました。

続いて、今治市・菅良二今治市長より、姉妹都市であるパナマシティとの長い海事関係についてのプレゼンテーションが行われました。その中で菅市長は、2017年に友好40周年を迎えるにあたり、翌3月に予定されているパナマシティー市長による今治市訪問について言及しました。また市長は、パナマの事をより多くの市民に知ってもらおうと、パナマの文化イベントが今治市で度々行われている旨を述べました。

また、駐日パナマ大使の代理として、ダビッド・デ・レオン臨時代理大使は、経済、観光、文化そして食事など、パナマについてのプレゼンテーションを行いました。文化紹介の場では、パナマの伝統衣装ポジェーラを着た畑田紋奈大使夫人、モントゥーノ・フォルマルを着たサムエル・ゲバラSEGUMAR東京チーフ、そして女性用モントゥーナを着たアドリアナ・ヌニェス夫人が登場し、参加者たちは彩り豊かなパナマの伝統衣装のファッションショーを楽しみました。

最後に、モラ研究家である宮崎ツヤ子先生より、パナマの伝統工芸であるモラの歴史、そしてモラと深い関わりのある先住民族グナ族に関するプレゼンテーションが行われました。宮崎先生は、1920年代から現在に至るまでのモラやグナ族の写真50枚以上を披露しました。また、研究のため訪れたグナ族特別居住区であるコマルカ・グナ・ヤラ島を訪れた時に入手したモラの刺繍入りブラウスや、チーチャと称されるグナ族の祭りをシンボルとしたモラの作品を紹介しました。

パナマ大使館はイベントのランチとして、パナマ風ビーフシチュー、グアンドゥ豆のご飯、ビーツ入りポテトサラダ、パンプディングなどのパナマ料理を提供しました。ランチ開会の挨拶のなかで紋奈大使夫人は、パナマ日本友好協会会員によるパナマ普及のための日々の尽力に対し、深い感謝の意を表明しました。

開会の辞を述べる三沢真協会会長

開会の辞を述べる三沢真協会会長

菅良二今治市長

菅良二今治市長

ダビッド・デ・レオン臨時代理大使によるパナマの伝統衣装の紹介

ダビッド・デ・レオン臨時代理大使によるパナマの伝統衣装の紹介

モラの説明をする宮崎ツヤ子先生

モラの説明をする宮崎ツヤ子先生

ランチ開会の言葉を述べる畑田紋奈大使夫人

ランチ開会の言葉を述べる畑田紋奈大使夫人

パナマ料理を楽しむ参加者たち

パナマ料理を楽しむ参加者たち

パナマ料理を楽しむ参加者たち

パナマ料理を楽しむ参加者たち

畑田紋奈大使夫人とアドリアナ・ヌニェス夫人

畑田紋奈大使夫人とアドリアナ・ヌニェス夫人

パナマ人研究者による表敬訪問

Tuesday, July 5th, 2016

2016年、6月22日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使はパナマ工科大学からの研究者レインハード・ピンソン氏及び気象庁の施設等機関である気象研究所から仲江川敏之主任研究官の表敬訪問を受けました。

ピンソン氏は現在仲江川主任研究官と共に気象庁で研究をしています。表敬訪問中、今後の気候変動による影響、とりわけパナマや中米諸国がどのような影響を受けていくのかという点についてのプレゼンテーションを行いました。

ディアス大使は、興味深いプレゼンテーションに対しお礼を述べ、気候変動が食の安全など多角的に及ぼす影響について研究することの大切さに言及しました。またそれに関連し、農作物が育つための条件をコントロールした屋内で食物を栽培する植物工場の技術をパナマに持ち込むべく、千葉大学とパナマの大学との間で協定された交換留学プログラムを促進している旨を伝えました。

左からレインハード・ピンソン氏、ディアス大使、仲江川敏之主任研究官


千葉大学との交換協定に関するミーティング

Tuesday, July 5th, 2016

2016年、6月22日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は千葉大学の高垣美智子副学長及び学術国際部国際企画課の本澤充宏氏の訪問を受け、パナマ大学−千葉大学、パナマ工科大学−千葉大学間でそれぞれ行われる交流プログラムについて意見交換をしました。このプログラムは、千葉大学が文部科学省に申請していた「ポスト・アーバン・リビング・イノベーション・プログラム」事業に基づくもので、環境保全型の生産システムで行う農業「植物工場」の分野における学生や研究生の育成を目的としたものです。

ミーティング冒頭、本澤氏より2015年度は6人のパナマ人研究者の日本への派遣、そして5人の日本人学生のパナマへの派遣がそれぞれ行われたと報告がありました。また、高垣教授からは今年度に向けてのプログラムの説明がありました。

それに対しディアス大使は、高垣教授と大学関係者の農学術における二国間の交流促進に対する尽力に感謝を表しました。また、当館としても最大限の協力をしていく姿勢を再度伝えました。。

左から高垣教授、ディアス大使、本澤氏


パナマ人ボクサー、エルナン・コルテス選手による表敬訪問

Thursday, June 30th, 2016

2016年6月21日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、パナマ人ボクサーであるエルナン・コルテス選手の表敬訪問を受けました。訪問中、6月24日に東京ドームにて行われる、対日本人ボクサー大竹秀典選手との試合について報告を受けました。

コルテス選手の表敬訪問には、スポンサーであるコンドルタクシー会社の青田敬一氏、また日本のボクシング雑誌Boxing Beat編集者である前田衷氏が同行し、パナマにおけるボクシング事情をテーマにディアス大使へインタビューっg行われました

ディアス大使はパナマ人ボクサーの国技への献身的な努力を賞賛し、日本のボクシング界にさらなるパナマの名声をあげるよう奨励しました。

左からエルナン・コルテス選手とディアス大使

左からエルナン・コルテス選手とディアス大使

小杉造園株式会社と熱海文化研修旅行を実施

Monday, June 27th, 2016

2016年6月17、18日、熱海市においてパナマ大使館は日本庭園造園業で有名な小杉造園株式会社と協力し、在京外交団と熱海市の交流促進を目的とした文化研修旅行を実施しました。。

研修旅行には、駐日コスタリカ共和国大使、駐日トンガ王国大使、駐日スロベニア共和国大使、、そして駐日ドミニカ共和国臨時代理大使が参加しました。

まず、参加者たちは箱根美術館を訪問し、縄文時代の土器から江戸時代まで日本の「やきもの」の展示品を楽しみました。

続いて一行は、斎藤栄熱海市長を表敬訪問しました。リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使は、斎藤市長による熱海市と外交団の関係強化における熱意と尽力に対し、敬意を表しました。

研修初日最後は、小杉左岐社長による歓迎セレモニーが実施され、ラテンミュージックのライブも行われました。セレモニーには齊藤栄熱海市長と市議会議員も参加しました。

二日目には、小杉社長による日本庭園についての講演も実施され、外交団は、日本と諸外国の文化交流に貢献する園芸に対し大変興味を示していました。

開津波を防ぐ防波堤

箱根美術館にて

熱海市長への表敬訪問

熱海市長への表敬訪問

小杉社長による歓迎セレモニー

小杉社長による歓迎セレモニー

ラテンミュージックを演奏するミュージシャン

ラテンミュージックを演奏するミュージシャン

小杉社長によるセミナー

小杉社長によるセミナー

小杉社長とディアス大使

小杉社長とディアス大使

パナマ大使、JICA地球ひろば設立10周年祝賀会に参加

Monday, June 6th, 2016

2016年5月28日、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使は、JICA地球ひろば設立10周年祝賀会に参加し乾杯の挨拶を行いました。同センターは、市民の国際協力への参加を促すべく2006年に設立されました。

ディアス大使は挨拶の中で、様々なパナマ文化を紹介する機会を提供している同センターに対し、心からの感謝を述べました。

また、昨年JICAにより開催された中米・日本友好80周年記念展示会について言及しました。そのイベントにてパナマ大使館は、他の駐日中米大使館と共に、パナマの民芸品や伝統衣装などの展示において貢献しました。

ディアス大使は、今後もJICA地球ひろばと協力し、関係を強化していく旨を述べました。