2015年3月29日から31日にかけ、ドゥルシディオ・デ・ラ・グアルディアパナマ経済財務大臣がイヴァン・サラック経済副大臣、及びサンドラ・シウ経済財務省公的債務局長代理と共に来日し、パナマ首都圏都市交通3号線建設計画の融資について協議すべく、日本の関係機関を訪問しました。

一行は、岸田文雄外務大臣、関芳弘経済産業大臣政務官、菅原一秀財務副大臣への表敬訪問を実施し、また、田中明彦JICA理事長や衆議院議員で日本パナマ友好議員連盟会長でもある衛藤征士郎氏も訪れました。

「パナマ首都圏都市交通3号線整備計画」に関しては，双方は，モノレール方式の3号線計画への円借款の活用を両国政府が前向きに検討していることを確認しました。双方は，可能な限り早期に最終的な結論に達するべく，日本・パナマの両政府で，3号線計画の具体的な資金調達形態を含め，詳細な検討を加速していくことで一致しました。デ・ラ・グアルディア大臣は，3号線計画に日本の技術を活用することへのパナマ側の強い関心を表明し，岸田大臣はこれを歓迎しました。

また，デ・ラ・グアルディア大臣は，3号線計画のために建設される運河第4架橋に関し，2013年5月のパナマ政府の要請に応じて実施したJICAの協力準備調査その他の日本政府の協力につき謝意を表明するとともに，同橋梁の建設のため，パナマ国内法の下で一般国際競争入札を実施するが，同国の社会・財政責任法が求める財政規律を遵守するため，円借款以外の資金調達方法を追求するとのパナマ政府の決定を伝達しました。これに対し，岸田大臣は，日本政府はパナマ政府の決定を尊重する旨述べました。

岸田文雄外務大臣への表敬訪問

左）岸田文雄外務大臣との会談、右）ドゥルシディオ・デ・ラ・グアルディアパナマ経済財務大臣

関芳弘経済産業大臣政務官への表敬訪問

左）日本パナマ友好議員連盟会長・衛藤征士郎衆議院議員、右）ドゥルシディオ・デ・ラ・グアルディアパナマ経済財務大臣

田中明彦JICA理事長への表敬訪問

左）田中明彦JICA理事長、右）ドゥルシディオ・デ・ラ・グアルディアパナマ経済財務大臣

菅原一秀財務副大臣への表敬訪問

左）菅原一秀財務副大臣、右）ドゥルシディオ・デ・ラ・グアルディアパナマ経済財務大臣

2015年3月26日、リッテルディアス駐日パナマ大使は、大使任命を機に、衆議院議員で日本パナマ友好議員連盟幹事長である平井卓也氏に表敬訪問を実施しました。ディアス大使は、政治の局面における日本とパナマの関係強化に対する平井議員のご協力に感謝の意を述べました。

左）リッテルディアス駐日パナマ大使、右）平井卓也日本パナマ友好議員連盟幹事長

2015年3月26日、リッテルディアス駐日パナマ大使は大使任命を機に、株式会社海事プレス社に表敬訪問を実施しました。ミーティングでディアス大使は税所史朗代表取締役社長とパナマ船籍登録やその他海事関連のテーマに関して意見交換をしました。

左から）リッテルディアス駐日パナマ大使、税所史朗海事プレス社 代表取締役社長

海事プレス社とのミーティングにて

2015年3月23日、リッテルディアス駐日パナマ大使は、大使任命を機に衆議院議員で日本パナマ友好議員連盟会長の衛藤征士郎氏へ表敬訪問を実施しました。

ディアス大使は衛藤氏に対して、日本パナマ友好議員連盟の大使館に対する多大なご協力に感謝の意を述べるとともに、今後も益々両国間の関係強化に尽力していく旨述べました。

日本パナマ友好議員連盟会長の衛藤征士郎氏と握手するディアス大使

2015年3月23日、大使任命を機にリッテルディアス駐日パナマ大使は、国際文化会館で開催された日本パナマ友好協会ご招待のランチに参加しました。

日本パナマ友好協会は、文化イベントの開催や会員向けの会報『パナマ』の発行などを通して日本にパナマの文化を広め、また大使館の活動にも積極的にご協力しくださっています。

ディアス大使就任に対し祝辞を述べる日本パナマ友好協会会長・前駐パナマ日本大使、三沢真氏。

二国間の文化交流に対する日本パナマ友好協会の貢献に感謝の意を述べるリッテルディアス駐日パナマ大使。

ディアス大使に対し祝辞を述べる日本パナマ友好協会副会長の日笠徹氏。

会員の皆様とともに。

2015年3月21日、イベント実行委員会である農林水産省林野庁、公益社団法人国土緑化推進機構他、森林整備や緑化推進に関わる団体のご招待を受け、リッテルディアス駐日パナマ大使は、国際森林デー2015にちなんだGreen Earth Festival2015に参加しました。

イベントは東京湾に浮かぶ、ゴミと建設発生土で埋め立てられた『海の森』で開催されました。この海の森では東京都の緑化プロジェクトにより面積約88ヘクタールの土地に48万本の苗木の植林が進められています。

この日は500人を超える学生や市民、外交官、農林水産省職員など様々な方々が苗木の植樹を体験しました。この苗木はおよそ20年後に海に浮かぶ森となります。

ディアス大使は、外交官を代表してイベント参加者のみなさんに挨拶をし、地球上の生命にとって必要不可欠な酸素を排出してくれる植物の尊さを強調するとともに、ゴミ埋立地を緑化するという日本のリサイクル技術が世界にとってとても良い環境保全事例となっていると述べました。

イベントで植林を体験するディアス大使

ミス日本みどりの女神と一緒に。

植林をするイベント参加者

沖修司林野庁次長とともに。

中央左）佐々木毅国土緑化推進機構理事長　中央右）リッテルディアス駐日パナマ大使

イベントでスピーチをするディアス大使

2015年3月20日、チリキ県ブガバ市のカルロス・アラウス市長は仙台市での第三回国連防災世界会議に参加後、東京でリッテル・ディアス駐日パナマ大使に表敬訪問を実施しました。ミーティングでは、ブガバ市のプロジェクトにおけるパナマ大使館の協力の可能性について意見交換が行われました。

チリキ県ブガバ市のカルロス・アラウス市長（左）とリッテル・ディアス駐日パナマ大使（右）