パナマ運河拡張計画
パナマ運河は、主要な国際商業航路としての位置を維持するために、これまでいくつかの改善を施してまいりました。今日の国際貿易のかつてない成長率によって、増加しつつある国際海事運輸需要を満たすために、パナマ運河も適切な方針を実行せざるを得ない状況に立たされました。
そのため、パナマ運河庁(Autoridad del Canal de Panamá: ACP)が、パナマ運河拡張計画案を作成し、2006年10月22日に国民投票が行われ、パナマ国民に本案の実施を委ねた結果、77.80%の賛成票、22.20%の反対票 (パナマ選挙管理機関の統計) により、本案の実施が決定しました。
拡張工事は2007年に着工され、2016年6月26日に拡張部オペレーションを開始しました。この第三閘門建設には、約52.5億米ドルの予算が組まれましたが、結果として約54.5億米ドルを投じ、3万人の労働者を雇用しました。
2014年8月、パナマ運河は1914年の開通より100周年を迎え、この記念に伴い世界中へ影響を与えたパナマ運河についての書籍の出版や運河の様々な歴史、文化を紹介する式典やイベントが開催されました。
パナマ運河庁(ACP)提供の本案に関するドキュメンタリーをご覧下さい。(9分55秒)(英語のみ)
パナマ運河拡張計画に関する資料をダウンロード。ご覧になりたい項目をお選びください。
- パナマ運河拡張プログラム
- 第3閘門の動画- 操作 [ ビデオ ]
- 水量節約貯水槽 [ ビデオ ① ] [ ビデオ② ]
パナマ運河拡張計画案に関する詳細は、パナマ運河庁HP(スペイン語・英語)をご覧下さい。