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貿易投資機会

スペイン植民地時代から、パナマは世界の貿易において極めて重要な場所でした。1597年にポルトベロの町から始まり、一方では植民地である南米からスペイン王国への金銀の輸送、一方ではスペイン王国からアメリカ大陸各地の植民地への物資の輸送を行っていたのです。

パナマ地峡横断鉄道の敷設(1855年)、パナマ運河の完成(1914年)、コロンフリーゾーンの始まり(1948年)に伴い、パナマは中央アメリカのみならず、今日ではラテンアメリカとカリブ海地域における重要な経由地として発展を遂げました。

パナマは開かれた経済という視点から、低輸入関税を享受しています。また、貨物の輸送とオフシェア・ビジネスにおいて、パナマ国内で設立された会社は税金が課せられません。これはパナマが、パナマ国内で発生した所得にのみ税を課す、という財政方針を適用しているからです。

パナマは太平洋と大西洋の両側に5つのコンテナターミナルを有し、アメリカ大陸のNo.1ハブとして2012年には680万ものコンテナが操作されました。

有利なロケーションから、アジア、ヨーロッパ、アメリカの名立たる多国籍企業が中南米の拠点にパナマを選んでいます。

パナマは貿易自由化政策の一環として、下記の国々と自由貿易協定を結んでいます。
・アメリカ大陸:アメリカ、カナダ、コロンビア、ペルー、チリ、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ニカラグア、ホンデュラス、ドミニカ共和国、キューバ(部分合意)、トリニダード・トバコ(部分合意)、メキシコ(交渉中)、カリブ共同体[CARICOM](交渉準備中)

・ヨーロッパ:EU諸国、欧州自由貿易連合[EFTA;アイスランド、リヒテンシュタイン、スイス、ノルウェー]

・アジア:台湾、シンガポール、韓国(交渉準備中)、インド(交渉準備中)

パナマはメキシコ、コロンビア、チリ、ペルーから構成された太平洋同盟で知られる貿易圏のオブザーバーでもあります。メキシコとの貿易同盟が成立すると、パナマは全主要国との同盟を結ぶことなり、次にはアジア太平洋地域へ、その貿易規模が拡大していくこととなります。

パナマ貿易指標はこちらへ。

情報源 : Panama trade & Investment Agency (PROINVEX) (英語、スペイン語)

パナマ企業名簿

輸出企業名簿 (英語)
パナマ輸出企業協会 (APEX) 名簿 (スペイン語のみ)

なぜ自由貿易協定がパナマには必要とされるのでしょうか?
コロン・フリーゾーン
バルー・フリーゾーン
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