パナマの人々
パナマの人々
パナマの民族は、多種多様です。おそよ422万人(2018年現在)という決して多くはない人口にもかかわらず、歴史的にパナマが受けてきた様々な文化の影響により、民族構成は非常に多様です。
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基本的に、パナマでは白人、先住民、黒人の混血によって人口を形成されています。その中には、グナ族、ノベ・ブグレ族、エンベラ・ウォウナーン族をはじめとした土着の民族も存在しています。
さらに、黒人系民族のうち、スペイン植民地時代に奴隷としてパナマにやって来たアフリカ人の子孫であるアフロ・コロニアル系の人々はスペイン語を話し、一方、パナマ運河建設工事の際、ジャマイカ、トリニダード、マルティニークからやって来たアフロ・アンティージャ系の人々は英語が流暢です。
そのほか文化的なルーツとして、スペイン系、イタリア系、中国系、アラブ系、ヒンズー系、ギリシャ系、コロンビア系などの人々も合わさり、パナマの人種の多様さは、文化的な遺産のひとつとなっています。
パナマ人は、気さくで、表現豊かで、陽気な人々と言われます。 カリブ海文化の影響から、お祭りは情熱的に祝われます。パナマ人は、音楽、ダンス、スポーツ、カーニバルを愛し、自由を崇拝します。国民のほとんどがカトリック教徒ですが、憲法により信教の自由が保障され、他の宗教も尊重されています。 パナマ人は、何より、人生をより楽しもうとしている国民なのです。